4月は、エイプリルフール、入学式、お花見など様々なイベント、行事、記念日、風物詩があります。しかし、「言葉は聞いたことがあるけど、どのような物なのかは知らない」というイベントもあるのではないでしょうか?この記事では、4月のイベント、行事、記念日、風物詩について、意味や由来を徹底解説致します!!
4月のイベント1:エイプリルフール(4月1日)
エイプリルフール
エイプリルフールは、毎年4月1日に行われる伝統的な風刺の日で、人々がお互いに冗談やいたずらを仕掛けることで知られています。この日の起源は不明ですが、多くの国で広く祝われています。エイプリルフールのジョークは家族、友人、職場の間で、さらにはメディアや企業によっても行われます。しかし、すべてのいたずらは無害で楽しいものであるべきで、誤解や困惑を招かないよう配慮が必要です。
4月のイベント2:お花見(4月)
お花見
お花見は、日本の春の伝統的な行事で、主に桜の花を鑑賞するために行われます。桜の花は日本の美と移ろいやすさの象徴とされ、その儚さと美しさが高く評価されています。お花見の習慣は、宮廷文化から始まり、やがて武士や町民にも広まりました。今日では、公園や学校、寺院など、全国の様々な場所でお花見が行われます。
4月のイベント3:イースター(4月(毎年日にちが異なる))
イースター
イースターは、キリスト教の祝日で、イエス・キリストの復活を祝います。日付は年により異なりますが、大抵は春分後の最初の満月に次ぐ日曜日に設定され、3月22日~4月25日の間に行われます。伝統的なイースターの象徴としては、復活と新生を象徴するイースターエッグがあります。また、教会での礼拝、家族との集まり、パレード、エッグハントなど、各地でさまざまな祝い方が行われます。
4月のイベント4:入学式(4月上旬)
入学式
入学式(にゅうがくしき)は、学生が新たに学校に加わるときの重要な儀式です。これは大学、高校、中学校、小学校など、あらゆる教育機関で行われます。この儀式では、新入生が公式に学校の一部となり、学校生活が始まります。学校の指導者や教師からの挨拶、学校の規則や期待値の説明、場合によっては先輩からのアドバイスなどが行われます。入学式は新たな学びの道の始まりを祝う、記念すべき日です。
4月のイベント5:輪王寺の強飯式(4月2日)
輪王寺(りんのうじ)
輪王寺の強飯式(りんのうじのごうはんしき)は、栃木県日光市にある日光山輪王寺で毎年4月2日に行われる伝統的な儀式です。「日光責め」ともいわれ、山伏が三升入りの大椀を持って「喰え喰え」と責める様はあまりにも有名です。この儀式を頂戴すれば七難即滅(しちなんそくめつ)、七福即生(しちふくそうしょう)、運が開けるといわれています。
4月のイベント6:あんぱんの日(4月4日)
あんぱんの日
あんぱんの日は、毎年4月4日に日本で祝われる記念日です。この日は、あんぱんを発明したことで知られる和菓子職人である浅野吉次郎(江戸時代の人物で、後の金明堂の創業者)が、1875年に明治天皇にあんぱんを献上した日とされています。あんぱんは、甘いあんこをパン生地で包んだもので、日本の洋菓子の先駆けとも言えます。あんぱんの日はあんぱんの誕生とその文化的価値を祝う日であり、あんぱんを購入したり作ったりして楽しむ人々が多いです。
4月のイベント7:花祭り(4月8日)
花祭り(はなまつり)
花祭り(はなまつり)は、毎年4月8日に日本の仏教寺院で行われる、仏陀(ぶつだ)の誕生を祝うお祭りです。正式名称は仏誕生会(ぶったんじょうえ)です。祭りの中心的儀式では、「花御堂(はなみどう)」または「仏生会帳(ぶっしょうえとう)」と呼ばれる装飾された仏舎利塔(ぶっしゃりとう)が設けられ、その中には赤ちゃん仏がいます。参拝者は、仏に甘茶をかけて仏陀の誕生を祝います。甘茶は仏陀が生まれたときに天から降った甘露を象徴しています。花はこの世界の美しさと儚さを表しています。
4月のイベント8:十三参り(4月13日)
十三参り(じゅうさんまいり)
十三参り(じゅうさんまいり)は、日本の仏教の習慣で、特定の祈りや願い事を成就させるために行われます。通常は、3月13日~5月13日の間、特定の寺院を訪れ、参拝することを指します。起源ははっきりしないものの、13日という日付は「仏様の日」とされ、これにちなんで行われています。仏教的観点からすると、一定のパターンを持続することで精神的な浄化や気持ちの安定を促すことを意味します。しかし、寺院や地域によってはその形式や習慣が異なることもあります。
4月のイベント9:山王祭(4月14日、4月15日)
飛騨山王宮日枝神社(ひださんのうぐうひえじんじゃ)
画像引用元:ウィキペディア
山王祭(さんのうまつり)は、岐阜県高山市の日枝神社(ひえじんじゃ)で毎年4月14日と4月15日に開催される春の祭典です。この祭りは、高山神社の春季大祭であり、約300年以上の歴史を持つ。祭りの見どころは、豪華絢爛な山車(だし)が町中を練り歩くことで、その緻密な木彫りや彫刻は飛騨の職人技を見事に表現しています。また、夜間には山車が提灯で照らされ、幻想的な風景を作り出します。飛騨高山山王祭は、その美しさと伝統で知られ、国の重要無形文化財にも指定されています。
4月のイベント10:孔子祭(4月第4日曜日)
孔子祭(こうしさい)
孔子祭(こうしさい)は、東京都文京区湯島にある湯島聖堂(ゆしませいどう)で毎年4月の第四日曜日に行われる儒学の始祖、孔子の生誕を祝うお祭りです。古くは、中国で孔子をはじめとする先聖導師(せんせいせんし:孔子と孔子の高弟10人のこと)に、牛や羊などのいけにえを備えて祀ったことに始まりましたが、現在では、お酒、生鯉、野菜などをお供えして孔子とその学問を顕彰しています。大正9年(1920年)を第1回として以来絶えることのない、聖堂の伝統儀式とされています。
4月のイベント11:昭和の日(4月29日)
昭和の日(しょうわのひ)
昭和の日(しょぷわのひ)は日本の祝日で、毎年4月29日に行われます。この日は元々昭和天皇(裕仁)の誕生日であり、彼の在位中の時代、すなわち昭和時代(1926年-1989年)を振り返る日とされています。昭和時代は、大正デモクラシーから戦時体制、戦後の高度経済成長期を経験した激動の時代でした。昭和の日は、その歴史を反省し、思い起こす機会となります。また、この日はゴールデンウィークの一部となっており、多くの人々が休暇を楽しむ期間の始まりでもあります。
4月のイベント12:ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)
ゴールデンウィーク
ゴールデンウィークは日本の一連の祝日で、一般的に4月29日から5月5日までを指します。期間中には4つの祝日が含まれ、それぞれ昭和の日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、みどりの日(5月4日)、子供の日(5月5日)です。これらの日々が連続または近接しているため、多くの人がが一週間近く休暇を取ることが可能となり、その結果、旅行やレジャー活動に適した期間となっています。この名称は映画業界の用語「ゴールデンタイム」から取られ、多くの人々が休暇を取るこの期間を指すようになりました。
4月のイベント13:潮干狩り(4月~5月)
潮干狩り(しおひがり)
潮干狩り(しおひがり)は、4月~5月にかけての間潮が引いた砂浜や干潟で行われるレジャー活動です。参加者は、アサリやシジミ、ハマグリなどの貝類を探して掘り起こします。特に日本では、家族や友人との社交の場として人気があります。潮干狩りに必要な道具は、簡単なスコップやバケツなどが一般的で、掘り出した貝類はその場でバーベキューにすることもあります。ただし、環境保護の観点から、貝類の適切なサイズや採取可能な期間が地方自治体によって規定されているため、それに従うことが重要です。
4月イベントまとめ
(1) エイプリルフール 4月1日
(2) お花見 4月
(3) イースター 4月(毎年日にちが異なる)
(4) 入学式 4月上旬
(5) 輪王寺の強飯式(りんのうじのごうはんしき)4月2日
(6) あんぱんの日 4月4日
(7) 花祭り(はなまつり)4月8日
(8) 十三参り(じゅうさんまいり)4月13日
(9) 山王祭(さんのうさい)4月14日、4月15日
(10) 孔子祭(こうしさい)4月第4日曜日
(11) 昭和の日(しょうわのひ)4月29日
(12) ゴールデンウィーク 4月29日~5月5日
(13) 潮干狩り(しおひがり)4月~5月
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