母の日は、毎年5月の第2日曜日です。2021年の母の日は、5月9日(日)になります。母の日にお母さんに何かプレゼントをしてあげようと考えている人も多いと思います。今年の母の日には、定番であるカーネーションをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?でも、母の日に、なぜカーネーションを送るのか、あるいは、本数、花束と鉢植えのどちらがよいのかなど、思っている人も多いと思います。この記事では、そんなあなたに、「母の日にカーネーションを送る意味」、「本数」、「花束と鉢植えどちらがよいのか」について答えしたいと思います。
母の日にカーネーションを送る意味
母の日は、南北戦争時代にアメリカのウェストバージニア州で、アン・ジャービスが「母の仕事の日」と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させることを目的に活動しました。しかし、「母の仕事の日」は、普及することはありませんでした。アン・ジャービスの死後、2年経った1907年5月12日に娘ののアンナ・ジャービスが、母の死を偲び母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会を行ない、白いカーネーションを贈ったことが、日本やアメリカでの「母の日」の起源とされています。
アンナ・ジャービスの母への想いに感動した人々は、母をおぼえる日の大切さを認識し、1908年5月10日に同教会に470人の生徒と母親達が集まり最初の「母の日」を祝い、アンナ・ジャービスは参加者全員に、母親が好きであった白いカーネーションを手渡しました。このことから、白いカーネーションが母の日のシンボルとなりました。アンナ・ジャービスは友人たちに「母の日」を作って国中で祝うことを提案し、1914年に「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第2日曜日と定められました。日本では、1949年(昭和24年)ころから、アメリカに倣って「母の日」が5月の第2日曜日に行われるようになりました。
母の日のカーネーションの色には意味がある
母の日に送るカーネーションの色には意味があります。母親が健在の場合は赤いカーネーションを贈り、母親が亡くなっている場合は白いカーネーションを贈ることが一般的です。間違っても、お母さんが健在なのにも関わらず、白いカーネーションを送るのはNGです。絶対にやめましょう。
母の日のカーネーションの本数は?
カーネーションには、本数によって以下のような花言葉があります。
1本:あなたは私の運命の人
3本:あなたを愛しています
4本:あなたを一生愛し続けます
6本:あなたに夢中
8本:思いやり感謝
9本:いつまでも一緒にいよう
11本:あなたはわたしの最愛の人です
12本:恋人(奥さん)になって
15本:ごめんなさい
16本:不安な愛
17本:絶望の愛
40本:あなたに永遠の愛を誓います
50本:永遠
99本:永遠の愛
108本:わたしと結婚してください
しかし、母の日に送るカーネーションの本数には、決まりはありません。花屋さんに「3,000円分のカーネーションを下さい。」など、金額で指定するのがよいでしょう。
母の日のカーネション花束と鉢植どっちがおすすめ?
母の日にカーネーションを送る場合、「花束」と「鉢植え」の2種類がありますが、花束と鉢植えのどちらがおすすめなのでしょうか?以下にカーネションの花束と鉢植えのメリットとデメリットを記載します。
カーネションの花束を送るメリット
・お気に入りの花器に飾ることができます。
・鉢植えに比べ、ボリュームがあり沢山の花を送ることができます。
・色々な花とアレンジが楽しめます。
カーネションの花束を送るデメリット
・7日~10日と観賞できる期間は短いです。
・毎日、花瓶の水を取り替える必要があります。
カーネーションの鉢植えを送るメリット
・花を長く楽しめます。
・花を育てるという楽しみがあります。
・可愛い鉢やデコレーションがついているものがあります。
カーネーションの鉢植えを送るデメリット
・園芸に興味のない人には負担になるかもしれません。
・一種類の花しか楽しめません。
まとめ
母の日にカーネーションを送る意味、カーネーションの本数、カーネーションの色、カーネーションの花束と鉢植えのメリット、デメリットについてお伝えしました。カーネーションの花束と鉢植えのどちらが、おすすめかということは言えませんが、「沢山の花を送りたい」、「アレンジした花を送りたい」という方には、カーネーションの花束を、「園芸に興味がある」、「長い間花を楽しみたい」という方には、カーネーションの鉢植えをおすすめします。
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