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御霊前を準備する際、金額の封入方法について不安に感じることがあるでしょう。
急に知らせが来て、急いで用意し出掛ける必要があるとき、どのようにすれば良いのか慌てることもあるかもしれません。
間違った方法では失礼にあたるため、一旦冷静になって確かめてみることが重要です。
- 紙幣をどの向きにすべきか？
- 新しい紙幣の使用は問題ないのか？
- 中袋を使用しない場合の扱いは？
これらの疑問に応えるため、御霊前での金額の封入方法に関して調査しました。
御霊前へお金の入れ方：お札の向きは？
御霊前に納める紙幣の向きについて、どのようにすればよいのか悩むことがありますね。
紙幣の表裏、そして上下の向きに関して、どう配置するか迷う方も多いでしょう。
御霊前に納める紙幣の向きに関しては、様々な見解がありますが、明確な規則が存在するわけではありません。
ここでは、一般に行われている方法を紹介します。
お札の表と裏は、どっちにする？
お札の表面は、人物が描かれてる側とされています。
人物のが描かれていない面が、裏面とされます。
【表】
お札の上下は？
ご祝儀袋への紙幣の入れ方においては、上部に人物の顔が来て、下部に金額表示があるようにします。
【上下】
中袋に入れるお札の向きは？
ご祝儀袋の内袋に紙幣を入れる際は、内袋を正面から見たときに紙幣が以下のように見えるように入れます。
※お札を2枚以上入れる場合はお札の向きを揃えます。
御霊前へお金の入れ方：新札は使わない
御霊前に入れるお札は新札を使わないのが通例です。
御霊前に新札を使わない理由
新しい紙幣を使用しない理由は何でしょうか？
新しい紙幣は事前に準備する必要があるため、使用を避けるのが一般的です。
これは、御霊前に新しい紙幣を入れることが、不幸を前もって予測していたかのように解釈される可能性があるためです。
喜びの場合は新しい紙幣の使用が普通ですが、哀悼の意を表す場合には新札を避けることが推奨されます。
新札しかない場合は、どうすればよいか？
新札しか手元にない場合は、どのように対応すればよいでしょうか？
たまには、新札を準備する以外に選択肢がない状況に遭遇することもあります。
そのような際は、新札を軽く二つ折りにして、折り目を付けてから使用する方法があります。
汚れたり、破けたお札を使うのはOK、NG？
新札を使用しないとはいえ、汚れていたり、破れているお札は使ってはいけません！！
もちろん、しわくちゃになったお札を使用するのも駄目です！
御霊前へお金の入れ方：中袋なしはOK？
御霊前を用意する際、中袋を使用しないことも考えられます。そういった状況でのお金の入れ方について説明いたします。
中袋なしとは？
中袋をなしというのは、御霊前の外側の包みに直接お金を入れることを意味します。
地方によっては、不祝儀袋に中袋を入れない習慣があります。
これは、中袋と外側の包みが二重になると、不幸が重なるとされ、縁起が良くないと考えられるためです。
中袋なしのお金の入れ方は？
中袋を使用しない不祝儀袋、または中袋を省略する際は、紙幣を直接外包みに入れることになります。この時、お札の入れ方は中袋を使用する場合と変わらず、同じ向きで入れます。
まとめ
紙幣を入れる際に特定のルールがないとされていますが、複数枚入れる時は、それらの向きや上下を統一して配置するのが普通です。
新しい紙幣しか手に入らない場合でも、軽く折って使用することは問題ありません。
汚れたりふさわしくない紙幣がある場合には、知人や店舗に状況を説明し、交換してもらえるか尋ねる手段も考えられます。
大量に一度に交換を依頼するのは避けた方が良いかもしれませんが、1枚や2枚なら問題ない可能性があります。
急に連絡が来て焦ることもあるかもしれませんが、まずは落ち着いて準備を進めましょう。
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