年賀状の書き方とマナーについて徹底解説!よくやる間違いも紹介!!

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写真はイメージです。

年賀状は、普段連絡を取っている人はもちろん、久しぶりに連絡を取る友人や恩師にも気楽に送れる手段です。年に一度の自分の近況を報告する絶好のチャンスとして、年賀状の利用を検討してみるのはどうでしょうか。この記事では、年賀状を書く際の適切な書き方やマナーについて徹底解説いたします!!

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年賀状の書き方とマナーについて

以下に年賀状の書き方とマナーについて解説いたします。

年賀状宛名面の書き方とマナー

宛先住所
宛先住所を記載する際は、都道府県を始めとする完全な住所を明記することが礼儀とされています。

数字
縦書き:縦書きの場合には、漢数字(一、二、三)で記載します。
横書き:横書きの場合には、アラビア数字(1.2.3)で記載します。

敬称
個人名:個人名には、「様」を付けます。
会社や部署宛:会社や部署宛には、「御中」を付けます。
恩師、医師:恩師、医師には、「先生」または、「様」を付けます。
連名:連盟の場合には、それぞれの名前に「様」を付けます。

朱書き
年賀状を通常のはがきで送る場合、一般郵便と混同されないように、切手の下に「年賀」と朱筆で記入することが大切です。この記載がないと、通常の郵便として扱われ、年内に配送されることがありますので、注意が必要です。

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年賀状裏面の書き方とマナー

賀詞
年賀状の最初に記載するのは、新年を祝福する言葉です。これは目立つように大きな文字で書くのが一般的です。
・迎春
・賀正
・謹賀新年
・恭賀新年

本文
【謝辞】
謝辞は、普段の交流への感謝の気持ちや、自分の近況などを記載します。
・昨年中は大変お世話になりました。
・昨年は何かとお世話になりまして、ありがとうございました。

【祈り】
祈りは、相手の健やかな暮らしや幸せを願う言葉、または繁盛や成功を祈る言葉を添えます。
・皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
・皆様のご健闘をお祈り申し上げます。

【お願い】
お願いは、今後も継続的な関係やご支援を求める言葉を記入します。
・本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
・本年もご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

日付
日付には、新年の年号と日付を書きます。
・令和6年元旦

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賀詞の種類と使い方について

お祝いのメッセージで使う賀詞は、その種類によって贈る対象者や含む意味が変わります。賀詞の種類とそれを送るべき相手に関して説明します。

目上の人向けに使う賀詞

(1) 賀詞の種類:4文字の賀詞
(2) 例:謹賀新年、恭賀新年

目下の人向けに使う賀詞

(1) 賀詞の種類:1文字または2文字の賀詞
(2) 例:下記参照
・1文字:寿、福、春、賀
・2文字:迎春、賀正、頌春、寿春、初春

親しい人向けに使う賀詞

(1) 賀詞の種類:英文やカジュアルな表現の賀詞
(2) 例:HAPPY NEW YEAR!、あけましておめでとう!

相手を選ばず使える賀詞

(1) 賀詞の種類:文章の賀詞
(2) 例:あけましておめでとう!、あけましておめでとうございます、謹んで新春のお慶びを申し上げます

年賀状で、やってしまいがちな間違い

年賀状で使ってはいけない漢字を使う

年賀状では、不吉とされる「去」という漢字は避け、「昨年」「旧年」といった言葉を使用します。また、「枯れる」「衰える」「破れる」「失う」「倒れる」「滅びる」といった否定的な単語も同様に避けるべきです。「元旦」は「1月1日の朝」を意味するため、「令和6年1月元旦」と書くのは誤りで、「令和6年元旦」と記述するのが適切です。

賀詞の重複

多くの年賀状のデザインには、すでに「賀正」「福」といった賀詞が含まれています。これらの賀詞の後「あけましておめでとうございます」といったフレーズを付け加えることが一般的ですが、これは年始の挨拶を重ねてしまうことになります。そのため、賀詞は一つに留めるよう注意が必要です。

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まとめ

年賀状を書く際の適切な書き方やマナーについて解説いたしました。
これで、あなたも基本的な年賀状の書き方やマナーについて理解されたと思います。ぜひ今年の年末は、会社の上司、同僚、親戚や友人に年賀状を書き、親睦を深めてみてはいかがでしょうか。

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