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子どもや孫の成長を祝う七五三のお祝い。子供が3歳の節目に、多くの家庭で七五三のお祝いを行います。しかし、このイベントを楽しみにしている一方で、初めて七五三を行う方も多く、不安な気持ちになる方も多いと思います。
特に気になるのが出費に関することです。衣装代、写真代、食事代、御初穂料など七五三でどの程度のお金が必要なのか、知ることは大切です。
そこで、七五三でかかる衣装代、写真代、食事代、御初穂料などの費用について調べましたので徹底解説いたします!!
七五三の費用には、どんなものがあるか?
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まず、七五三でどのような費用が発生するのかを確認しましょう。
(1) 神職への奉納金(祈願費用)
(2) 衣装代
(3) 写真代(スタジオでの撮影を選択する場合)
(4) 食事の経費(祭り後の食事でのもてなし)
(5) お祝い金
これらが、一般的な七五三の祝いで発生する費用となります。
七五三にかかる費用総額はザックリいくら?
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七五三の経費(1人の子供とその親2人を含めた場合)は、全体としてどれくらいの費用が必要なのでしょうか。
考えるべき額ですが、おおよそ
5万円~10万円程度
です。
この範囲を基準にすると、計画が立てやすいでしょう。
七五三の各費用の内訳はいくらか?
お参り時の初穂料(御祈祷料)の相場は?
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初穂料(はつほりょう)とは、祈祷(きとう)の際に神社に収めるお金のことです。
初穂料の一般的な相場は、5,000円~10,000円です。
お賽銭だけで済ますこともできますが、多くの場合、神主さんに祝詞を奏上してもらうことが一般的です。
七五三の衣装代(着物・スーツなど)の相場は?
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衣装は、購入するか、レンタルするかによって、費用が大きく異なります。
衣装をレンタルする場合:15,000円~30,000円
※写真撮影の日からお参りまで、1週間を基準にレンタルすることができる場合もあります。
衣装を購入する際:20,000円~上限はありません
※経費を節約したい場合、親戚からの借用を選択する人もいます。
七五三の写真代(スタジオなどでの撮影料)の相場は?
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自宅での撮影はお金はかかりませんが、専門のスタジオでの写真撮影では料金がかかります。
写真1枚の一般的な相場は約5,000円です。
※多数の写真スタジオは、プリントする写真の枚数によって費用が決まります。
※両祖父母や自宅用写真の追加など、多くの写真が必要な場合、料金は数万円に達することもあります。
七五三の食事代の相場は?
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価格設定が一番難しいのが食事代です。
訪れる店舗や参加者数により、料金が変わるだけでなく、オーダー内容でも変動します。明確な予算を決めるため、前もってセットメニューを予約すると良いでしょう。
以下に、食事の一般的な価格帯を示します。
大人はおおよそ3,000円、子供は約1,500円(×参加者数)
※レストランや伝統的な料理屋で、または自宅デリバリーの場合、だいたいの平均は20,000~30,000円程度です。
※親や親戚からのプレゼントとして、上記の料金をカバーするケースもよく見られます。
七五三のお祝い金の相場は?
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お祝いの際の金額は、関係性や絆の度合いによって異なります。
例として、直接の家族でない場合、多くの場合5,000円以下が一般的です。
しかし、家族や親戚の場合、5,000~10,000円の範囲が多いですし、祖父母が孫へプレゼントする際は、さらに高額になることがあります。
※お祝い金を直接渡すのではなく、写真や食事の費用を支払うケースも考えられます。
七五三の費用は誰が払うのか?
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では、「七五三の費用を誰が負担するのか?」という疑問に関して、大抵の場合は子供の親、つまり両親が負担することが普通です。
七五三は子供の健康な成長を願って祝う伝統的な儀式なので、両親が負担するのは自然なことと言えます。
「私たちがすべての費用を負担するよ」
というように祖父母が言ってくれる家庭もあるかもしれませんが、本質的に祖父母はお祝いの行事に招かれる側なので、基本的には両親が経費を持つのが適切だと思われます。
七五三の費用を祖父母に出してもらった場合のお返しは?
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七五三に必要な費用は、初穂料や衣装代、撮影料、食事代などが挙げられます。総額は、七五三を祝う子供の数や、食事に参加する人数などに応じて変わりますが、軽視できる金額ではないので、祖父母からのサポートがあればありがたいものです。
もしも、祖父母が贈り物や金をくれた場合、感謝して受け取りましょう。
食事の際、親が全ての費用を負担したなら、それをお返しとして受け取ることも考えられます。しかし、特に高価なプレゼントを受け取った場合、「何かお返しをした方が良いか?」と思うことがあるでしょう。
入学や入園など、子供の大切な節目にはお返しを期待することはありませんが、何もしないのは気が引けると感じる人もいるでしょう。
そんな時、同じ金額を返すことは求められませんが、1/3の価格帯の品や七五三の写真をプレゼントすると良いでしょう。
とはいえ、七五三の基本的な費用は親が負担し、祖父母からのサポートを前提にするべきではありません。
七五三の費用を安く抑えるには?
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七五三でかかる費用は決して安いものではありません。少しでも費用を抑えたいですよね。七五三の費用を安く抑えるコツを以下に記載します。
① ヘアメイクや着付けは、お母さんやおばあちゃんに手伝ってもらう。
② 衣装は自分でレンタルする。(家族の服は自前で用意)
③ 写真はスマートフォンで撮る。
④ 七五三の撮影日をオフピークに設定する。
⑤ 近所の氏神様の神社での祈祷する。
⑥ 食事は家で手作りで。(料理のコストを抑える)
「大事に思うことにはお金をしっかり使い、そうでない部分は節約する」という考え方で、費用の大きな節約が見込めるでしょう。
七五三にかかる費用まとめ
七五三でかかる衣装代、写真代、食事代、御初穂料などの費用について解説いたしました。
1.七五三の費用には、どんなものがあるか?
・神職への奉納金、衣装代、写真代、食事の経費、お祝い金
2.七五三にかかる費用総額はザックリいくら?
・5万円~10万円程度
3.七五三の各費用の内訳はいくらか?
(1) お参り時の初穂料(御祈祷料)の相場は?
5,000円~10,000円
(2) 七五三の衣装代(着物・スーツなど)の相場は?
① 衣装をレンタルする場合:15,000円~30,000円
② 衣装を購入する際:20,000円~上限なし
(3) 七五三の写真代(スタジオなどでの撮影料)の相場は?
① 写真1枚の一般的な相場:約5,000円
(4) 七五三の食事代の相場は?
① 大人:3,000円、子供:1,500円(×参加者数)
② レストランや伝統的な料理屋:20,000~30,000円
(5) 七五三のお祝い金の相場は?
① 家族でない場合:5,000円以下
② 家族や親戚の場合:5,000~10,000円
4.七五三の費用は誰が払うのか?
① 両親が負担することが普通
5.七五三の費用を祖父母に出してもらった場合のお返しは?
① 祖父母が贈り物や金をくれた場合、感謝して受け取る。
6.七五三の費用を安く抑えるには?
① 大事に思うことにはお金をしっかり使い、そうでない部分は節約する
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