ノーベル賞受賞者メダル:画像引用元:THE NOBEL PRIZE

ノーベル賞を主催するノーベル財団(Nobel Foundation)は、2020年9月24日に今年の各賞の賞金額について昨年の900万クローナ(1億600万円)から1000万クローナ(1億2000万円)に増額すると発表しました。また、2020年のノーベル賞授賞式は、新型コロナウイルスの影響を受けて、毎年、スウェーデンの首都ストックホルムで毎年開かれていた伝統的な形式ではなく、受賞者の母国での授与の様子をテレビ中継する形式で行われます。本記事では、過去、ノーベル賞を受賞した日本人、ノーベル賞とは何か?、ノーベル賞が増額された理由、を説明いたします。

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ノーベル賞を受賞者した日本人

ストックホルム・コンサートホールでのノーベル賞授賞式
画像引用元:ウィキペディア

ノーベル賞を受賞した日本人を以下に記載いたします。(外国国籍者は除く)

1949年 湯川秀樹(ゆかわ ひでき)

ノーベル賞:ノーベル物理学賞
受賞理由:中間子の存在の予想

1965年 朝永振一郎(あさなが しんいちろう)

ノーベル賞:ノーベル物理学賞
受賞理由:量子電気力学分野での基礎的研究

1968年 川端康成(かわばた やすなり)

ノーベル賞:ノーベル文学賞
受賞理由:『伊豆の踊子』『雪国』など、日本人の心情の本質を描いた、非常に繊細な表現による叙述の卓越さに対して

1973年 江崎玲於奈(えざき れおな)

ノーベル賞:ノーベル物理学賞
受賞理由:半導体におけるトンネル効果の実験的発見

1974年 佐藤栄作(さとう えいさく)

ノーベル賞:ノーベル平和賞
受賞理由:非核三原則の提唱

1981年 福井謙一(ふくい けんいち)

ノーベル賞:ノーベル化学賞
受賞理由:化学反応過程の理論的研究

1994年 大江健三郎(おおえ けんざぶろう)

ノーベル賞:ノーベル文学賞
受賞理由:『個人的な体験』『万延元年のフットボール』など、詩趣に富む表現力を持ち、現実と虚構が一体となった世界を創作して、読者の心に揺さぶりをかけるように現代人の苦境を浮き彫りにした功績に対して

2000年 白川英樹(しらかわ ひでき)

ノーベル賞:ノーベル化学賞
受賞理由:導電性高分子の発見と発展

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2001年 野依良治(のい よしはる)

ノーベル賞:ノーベル化学賞
受賞理由:キラル触媒による不斉反応の研究

2002年 小柴昌俊(こしば まさとし)

ノーベル賞:ノーベル物理学賞
受賞理由:天体物理学、特に宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献

2002年 田中耕一(たなか こういち)

ノーベル賞:ノーベル化学賞
受賞理由:生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発

2008年 小林誠(こばやし まこと)

ノーベル賞:ノーベル物理学賞
受賞理由:小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献

2008年 益川敏英(ますかわ としひで)

ノーベル賞:ノーベル物理学賞
受賞理由:小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献

2008年 下村脩(しもむら おさむ)

ノーベル賞:ノーベル化学賞
受賞理由:緑色蛍光タンパク質 (GFP) の発見と生命科学への貢献

2010年 根岸英一(ねぎし えいいち)

ノーベル賞:ノーベル化学賞
受賞理由:クロスカップリングの開発

2010年 鈴木章(すずき あきら)

ノーベル賞:ノーベル化学賞
受賞理由:クロスカップリングの開発

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2012年 山中伸弥(やまなか しんや)

ノーベル賞:生理学・医学賞
受賞理由:様々な細胞に成長できる能力を持つiPS細胞の作製

2014年 赤崎勇(あかさき いさむ)

ノーベル賞:ノーベル物理学賞
受賞理由:高輝度で省電力の白色光源を可能にした青色発光ダイオードの発明

2014年 天野浩(あまの ひろし)

ノーベル賞:ノーベル物理学賞
受賞理由:高輝度で省電力の白色光源を可能にした青色発光ダイオードの発明

2015年 大村智(おおむら さとし)

ノーベル賞:生理学・医学賞
受賞理由:高輝度で省電力の白色光源を可能にした青色発光ダイオードの発明

2015年 梶田隆章(かじた たかあき)

ノーベル賞:ノーベル物理学賞
受賞理由:ニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ振動の発見

2016年 大隅良典(おおすみ よしのり)

ノーベル賞:生理学・医学賞
受賞理由:オートファジーの仕組みの解明

2018年 本庶佑(ほんじょ たすく)

ノーベル賞:生理学・医学賞
受賞理由:免疫チェックポイント阻害因子の発見とがん治療への応用

2019年 吉野彰(よしの あきら)

ノーベル賞:ノーベル化学賞
受賞理由:リチウムイオン二次電池の開発

ノーベール賞とは?

ノーベルの遺言
画像引用元:ウィキペディア

ノーベル賞(のーべるしょう)は、ダイナマイトの発明者で知られるアルフレット・ノーベルの遺言に従って1901年から始まった世界的な賞です。物理学化学生理学・医学文学平和および経済学の5分野+1分野で、顕著な功績を残した人に贈られます。受賞者には、賞状メダル賞金が与えられます。

ノーベル賞賞金額が増額された理由

受賞者に与えられる賞金は、ノーベルの遺産を有価証券としてノーベル財団が運用して得た利益を原資としています。ノーベル賞の受賞金額は年代によって変動してきました。2001年~2011年までは、1,000万スウェーデン・クローナ(1億2000万円)、過去10年間の運用益が予想を下回ったことを理由に2012年~2016年の間、2割少ない800万スウェーデン・クローナ(8,900万円)に引き下げられました。2017年~2019年には、900万スウェーデン・クローナ(1億1300万円)に引き上げられ、2020年には、1,000万スウェーデン・クローナ(1億2000万円)に戻ることが決定しました。理由は、ノーベル財団が近年行ってきた財務状況を強化する取り組みにより増額が可能になったとのことです。

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まとめ

「ノーベル賞を受賞した日本人」「ノーベル賞とは何か?」「ノーベル賞が増額された理由」を説明いたしました。ノーベル賞は世界的に最も権威ある賞です。これからも、多くの日本人が人類に貢献しノーベル賞を受賞して欲しいと思います。また、スウェーデンの首都ストックホルムで授賞式が行えるよう、新型コロナウイルスが1日も早く終息することを願います。