三春滝桜(福島県)
桜の季節がついに到来しました。日本には数え切れないほどの花見の名所がありますが、今回は特に有名な「日本三大桜・五大桜」をピックアップしてご紹介します。桜の名所が多すぎてどこへ行くべきか悩んでいる方は、これをお出かけの際の参考にしてみてください。
日本三大桜とは?
「日本三大桜」として知られるのは、福島県の「三春滝桜」、山梨県の「山高神代桜」、そして岐阜県の「根尾谷淡墨桜」の3つの桜です。これらはすべて国の天然記念物に指定されており、1000年を超える長い歴史とその圧倒的な景観の美しさが魅力です。それぞれの桜の独特な特徴や最適な観賞時期についても確認してみましょう。
日本三大桜1:三春滝桜(福島県)
三春滝桜(福島県)
日本三大桜の一つ目は、福島県の三春滝桜(みはるたきさくら)です。
三春滝桜の概要
日本三大桜3:根尾谷淡墨桜(岐阜県)
根尾谷淡墨桜
日本三大桜の三つ目は、岐阜県の根尾谷淡墨桜(ねおだにうすずみざくら)です。
根尾谷淡墨桜の概要
継体天皇が手植えしたと伝えられるこの桜は、蕾の時にはピンク色をしており、満開になると白く変わり、散る際には淡い墨色に見えます。この木は高さ約17.3メートル、幹囲約9.4メートルのヒガンザクラの一種で、国の天然記念物に指定されています。樹齢は1500年以上と推定されています。
通常、この桜の見頃は4月の初旬から中旬にかけてです。2023年には、3月20日(月)から4月30日(日)までの間、18時40分から21時まで桜のライトアップが行われる予定です。
根尾谷淡墨桜の詳細情報
お花見スポット名:根尾谷淡墨桜(ねおだにうすずみざくら)
住所:〒501-1524 岐阜県本巣市根尾板所
日本三大桜、日本五大桜、日本さくら名所100選
開園・閉園時間:24時間
料金:入場無料
例年の見頃:4月上旬
ライトアップ:無し
宴会:不可
トイレ:有り
桜の種類:彼岸桜
アクセス:
【電車】
・樽見鉄道樽見駅から徒歩15分
【お車】
・東海環状自動車道大野神戸ICから国道157号経由約40分
駐車場:有り 700台 ※開花期間のみ有料。普通車・軽自動車500円、二輪車200円
公式サイト:本巣市ホームページ
日本五大桜とは?
「日本五大桜」とは、日本三大桜である三春滝桜、山高神代桜、根尾谷淡墨桜に加えて、埼玉県の石戸蒲ザクラと静岡県の狩宿の下馬ザクラの5つの桜の総称です。これらの桜は、石戸蒲ザクラと狩宿の下馬ザクラも含め、国の天然記念物に指定されています。
日本五大桜4:石戸蒲ザクラ(埼玉県)
石戸蒲ザクラ
日本五大桜の四つ目は、埼玉県の石戸蒲ザクラ(いしとかばざくら)です。
石戸蒲ザクラの概要
石戸蒲ザクラは、大正11年に国の天然記念物に指定された、樹齢約800年の歴史を持つ日本五大桜の一つとして知られています。山桜とエドヒガンの自然交配種とされています。この桜には、鎌倉幕府の創設者源頼朝の異母弟である蒲冠者源範頼(かばのかじゃみなもとののりより)にまつわる伝説が伝えられています。また、この石戸蒲ザクラは2022年に国指定から100周年を迎えました。
石戸蒲ザクラの詳細情報
お花見スポット名:石戸蒲ザクラ(いしとかばざくら)
住所:〒364-0025 埼玉県北本市 石戸宿3丁目119 東光寺境内
日本五大桜
開園・閉園時間:24時間
料金:入場無料
例年の見頃:4月上旬~4月中旬
ライトアップ:有り
宴会:不可
トイレ:有り
桜の種類:ソメイヨシノ
アクセス:
【電車】
・JR児玉駅から徒歩約5分
・JR本庄駅から朝日バスで児玉駅入口停留所下車、徒歩3分
【お車】
・関越自動車道本庄児玉ICから約10分
駐車場:有り 50台 無料
公式サイト:北本市ホームページ
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